2025.3.3

人間関係 人の輪に入れない 職場の人間関係・仕事の悩み 人からなめられる

なぜか仲間に入れてもらえない理由:感情抑圧が信頼を遠ざける

なにもしていないのに「仲間に入れてもらえない」「いつも孤立してしまう」のはなぜか?
その理由は、「本当の感情を表現できていない」からです。
今日は、「本当の感情を表現できていない」と仲間外れにされやすい理由と、感情を表に出すことの大切さについてお話ししていきます。



なぜ、本当の感情を表現できないと仲間に入れてもらえないのか

仲間に入れてもらえない人

なぜか仲間に入れてもらえない理由は「本当の感情を表現できていない」から。
本当の感情を外に出さない人は、周りの人からさまざまな印象を持たれがちです。
具体的にどう思われるのか説明しますね。

1. 「仲間になりたくないのかな?」と思われる

本当の感情を見せないと、周りの人は「この人は親密になるのを避けている」「仲良くなりたくないのかも」と感じてしまうことがあります。

人は感情をシェアすることでつながりを感じる生き物なので、感情のやりとりがないと、無意識のうちにその人をグループの外側に置いてしまうことがあるんです。

2. 「何を考えているかわからない」と思われる

本当の感情を表に出さないと、相手はその人の本心を読み取ることができません。
たとえば、嬉しいことがあっても喜びを見せなかったり、怒っていても平静を装っていると、周りの人は「この人は何を考えているんだろう?」と不安になってしまいます。
これが続くと「信用できないな」「自分に興味がないのかな?」と誤解されることになります。

3. 冷たい・近寄りがたいと感じる

感情を抑え込んでいると、無意識のうちに表情や態度が硬くなりがちです。
その結果、周囲からは「冷たい」「話しかけにくい」という印象を持たれやすくなります。
人は共感や温かみを感じられる相手に心を開きやすいため、感情を表さない人には距離を感じてしまうことがあります。

4. 信頼しづらいと感じる

心理学の研究では、感情表現は信頼関係を築くために不可欠だとされています。
しかし、感情を出さない人は相手に「壁を作られている」と思わせてしまい、信頼関係の構築が難しくなります。

5. 一緒にいても楽しくないと感じる

喜びや感謝、驚きなどのポジティブな感情も表に出さないと、周囲の人は一緒にいる楽しさや喜びを感じにくくなります。
たとえば、友人が嬉しいニュースを話しても無反応だったら、「この人は喜んでくれないんだ」と寂しい気持ちになってしまいます。

仲間に入れてもらえない人の特徴

仲間に入れてもらえない女性

なぜか仲間に入れてもらえない理由は「本当の感情を表現できていない」こと以外もあります。
以下をチェックしてみてくださいね。

自己表現が苦手

自分の気持ちや考えをうまく伝えられず、周囲から何を考えているのか分かりづらい。
「どうせ理解されない」と思って黙ってしまうことが多い。

過度な自己防衛や警戒心

「また傷つくかもしれない」と恐れて、最初から距離を取ってしまう。
人を信用するのに時間がかかり、壁を作ってしまう。

自己肯定感が低い

「どうせ自分は嫌われる」「自分は価値がない」と思い込みがち。
人と関わるときも自信がなく、居場所がないように感じる。

自己肯定感を構成する「6つの感」とは?高める方法をわかりやすく説明します

否定的・批判的な発言が多い

無意識にネガティブな発言や愚痴が多く、周囲が距離を取ってしまうことがある。
周りの意見に対して反論が多く、知らないうちに「話しづらい人」になっていることも。

協調性に欠ける

自分のやり方や価値観にこだわりすぎて、柔軟に合わせられない。
相手の話を最後まで聞かずに、自分の意見を押し通してしまうことがある。

過剰な自己犠牲・尽くしすぎる

「嫌われたくない」という気持ちから無理に周囲に合わせすぎて疲れてしまう。
一生懸命尽くすのに報われず、自己犠牲が苦しくなってしまう。

人間関係のトラウマがある

過去にいじめや裏切りの経験があり、人と親密になるのが怖い。
無意識に「どうせまた仲間外れにされる」と思い込んでしまう。

なぜ、本当の感情を出せなくなったのか?原因を解説

では、なぜ感情を出せなくなってしまうのでしょうか?ここでは、感情を抑え込んでしまう主な原因を6つ紹介します。
自分に当てはまるものがないか、振り返ってみてくださいね。

仲間外れにされる人

幼少期の環境や親との関係

幼い頃、感情を表現したときに否定されたり、叱られたりすると、「感情を出すと嫌われる」「迷惑をかける」と思い込んでしまうことがあります。

たとえば、悲しくて泣いたときに「泣くんじゃない」と怒られたり、怒りを見せたときに「わがまま」と言われた経験があると、感情を押し殺すようになるのです。

「感情を出す=悪いこと」という思い込みは、大人になっても無意識に続き、人間関係で本音を隠してしまう原因になるのです。

過去の人間関係のトラウマ

過去に信頼していた人に裏切られたり、感情をさらけ出したときに否定された経験があると、「感情を出すのは危険だ」と思ってしまいます。

たとえば、悩みを打ち明けたのに笑われたり、真剣な思いを軽く扱われたことがあると、「もう誰にも本音を言わない」と心に決めてしまうことがあります。
こうした経験が積み重なると、自然と自分の気持ちを閉じ込めてしまい、周囲と距離が生まれてしまうのです。

自己防衛のために感情を抑えている

人は傷つきたくないと思うとき、感情を抑えることで自分を守ろうとします。
失敗や拒絶を避けるために「無感情でいれば安全」と思い込んでしまうことがあるのです。

たとえば、過去に人前で感情的になって恥ずかしい思いをしたり、誰かに冷たくあしらわれた経験があると、「もう二度と同じ思いをしたくない」と思い、感情を出すこと自体をやめてしまうのです。
いじめにあった経験があると、自己防衛反応がとても強いです。

ただ、この自己防衛が強くなると、周囲からは「何を考えているかわからない」「距離を感じる」と思われてしまい、人間関係の輪に入れなくなることもあります。

親密になるのが怖い、人と仲良くなれない原因:心の防衛反応

完璧主義や自己否定感

「弱いところを見せたらダメ」「感情を出すのは未熟」と考えてしまう完璧主義タイプの人は、自分の素直な気持ちを抑え込みやすい傾向があります。

また、自己肯定感が低い人は「こんな気持ち、誰にも理解されない」「自分の感情なんて迷惑だ」と思い込み、感情を内側に閉じ込めてしまうことがあります。でも、本当は感情を表に出すことは決して弱さではなく、人とのつながりを深める強さの表れなんですよ。

周囲に合わせすぎる性格(過剰な協調性)

「波風を立てたくない」「嫌われたくない」と思いすぎると、つい周囲に合わせすぎてしまいます。
たとえば、場の空気を壊さないように自分の意見を飲み込んだり、相手を優先しすぎて自分の感情を無視してしまうのです。

このクセが続くと、自分の本音がわからなくなり、感情を表現すること自体にブレーキがかかってしまいます。
その結果、「いつも何を考えているかわからない人」と思われ、仲間との距離が生まれてしまうことも…。

感情を理解する習慣がなかった

そもそも自分の感情に意識を向ける習慣がないと、「今、自分はどう感じているのか」がわからなくなります。
たとえば、ずっと忙しくしていたり、理性的でいることを求められる環境にいると、無意識のうちに感情を切り離してしまうのです。

でも、感情を理解する力は後からでも育てられます。自分の気持ちをゆっくり観察することから始めれば、少しずつ感情の感度を取り戻せますよ。

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まとめ

今までのあなたは、きっと自分を守るために感情を抑えてきたのだと思います。
そのおかげでつらいことから逃れられたこともあったかもしれませんね。

でも、感情を表現しないで自己防衛していると、敵も味方もできないけど孤立することがあります。
もしかしたら心の扉をほんの少し開いてみることはできかもしれません。
すると周りとのつながりが少しずつ変わっていきます。

最初はぎこちなくても大丈夫。
感情を表に出すたびに、あなたの周りの人たちはもっとあなたのことを理解し、心の距離が縮まっていきますよ。

人の輪が苦手な原因を解明!「悩みの宝物」を見つけ克服する方法

《ご感想》
人の輪に入れず無視されていたけど、人の集まりに対する構えがなくなりました。不登校の子どもが友達と交流するようになりました。

人との距離感が少し近くなり、スッと輪の中に入っていけることが増えました。

ID検索の場合は@733hobhnです。

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