2024.8.30

親子関係 AC・インナーチャイルド 生きづらさ

母親の愚痴がストレスでしんどい。無意識で「愚痴を言う母親」を必要としているとは?!

お母さんの愚痴、毎回聞くのが本当にしんどいですよね。
話を聞いているだけでストレスが溜まって、心も体も疲れてしまい・・

「もう限界…」と感じながらも、どう対処すればいいのか悩んでいませんか?

ここでは、そんなあなたのために、愚痴のストレスを少しでも軽くする方法をお伝えします。
最後の無意識レベルの真の解決策までぜひお読みくださいね。



母親の愚痴を聞いてしまう子ども側の心理的要因

母親の愚痴を聞き続けてしまうこと、辛いですよね。
心の中で「もうやめてほしい」と思いながらも、どうしても断れない…
そんな状況に悩んでいる方は多いです。

なぜ、結局我慢して母親の愚痴を聞いてしまうのでしょうか?


母親の愚痴を聞き続けてしまう子ども側の心理的要因には、さまざまな要素が絡んでいます。

1. 親への責任感と罪悪感

多くの子どもは、親に対して強い責任感や義務感を抱いています
親が辛そうにしていると、何とか助けたい支えてあげたいという気持ちが強く働くため、愚痴を聞くことでその役割を果たそうとします。

また、愚痴を聞かないことで罪悪感を感じることもあります。
「母親を無視してしまうのは冷たいのではないか」といった罪悪感が、愚痴を聞く行動を強化してしまいます。

2. 親子関係のパターン

幼少期から続く親子関係のパターンが、成人後も影響を与えることがあります。
例えば、子どもの頃から親の期待に応えたり、親を喜ばせることが自分の役割だと感じていた場合、その延長として、母親の愚痴を聞くことが当然だと感じてしまうことがあります。

このようなパターンが根付いていると、自分の感情やニーズを後回しにしてでも、親を優先してしまう傾向が続くことがあります。

3. 母親との癒着、共依存

癒着や共依存関係にあると、他者の問題や感情に過度に巻き込まれ自分の感情やニーズを犠牲にしてでも相手に尽くす傾向を指します。

母親の愚痴に対して、共依存的な関係が築かれている場合、母親の感情に強く影響され自分がそれを解消してあげることが自分の役割だと感じてしまうことがあります。

共依存的な関係では、相手が苦しんでいると自分も苦しくなるため、愚痴を聞くことでその痛みを和らげようとする傾向があります。

4. 愛情の証明としての愚痴の受け入れ

親の愚痴を聞くことが、親子の絆を確認する手段となっていることもあります。

特に、親からの愛情が条件付きであると感じている場合、「愚痴を聞いてあげることで愛される、認められる」といった無意識の動機が働くことがあります。

この場合、愚痴を拒否することが親の愛情を失うリスクと感じられ、愚痴を受け入れることが愛情を維持するための手段となります。

5. 自分の感情やニーズを抑える傾向

子どもが自分の感情やニーズを優先することに慣れていない場合、親の愚痴を拒否することが難しくなります。

自分の感情を抑え他者を優先することが習慣化していると、親に対して「しんどいから聞きたくない」と伝えることができず、結果的に愚痴を聞き続けてしまうことになります。

6. 親からの評価や承認を求める心理

親からの評価や承認を求める心理が強い場合、愚痴を聞くことで親から認められたいという欲求を満たそうとすることがあります。

親に対して「良い娘」であり続けることで自分の価値を確認しようとする動機が働いている可能性があります。

子ども側がやるべき3つの根本解決方法とは?

1. 「母親はかわいそう」という思い込みを手放す

母親の愚痴をずっと聞いてきた子どもは、母親を〈かわいそうな人〉と思って生きていることが多いです。
確かに、幼少期のころは、母親がつらい思いをして落ち込んでたり、父親からひどい扱いを受けていたり、母親が被害者意識で愚痴を話していたかもしれません。

ですが・・・

今、目の前にいる母親は本当に〈かわいそうな人〉ですか?


趣味をしていたり、おいしいものを食べたりしていませんか?
あなたがそばにいない時はどんな風に暮らしていますか?
ずっと一人ぼっちで、おちこんでいるのでしょうか?

本当にかわいそうな人なのでしょうか。
もしかしたら、あなたには〈かわいそうな母親〉にしか見えないかもしれません。
実は、そう見えてしまうことが、あなたを苦しめるのです。

2. インナーチャイルドを癒して精神的な自立をする

母親に認めてもらいたい、という幼少期の未完了な思いを完了しましょう。
大人になってもまだ、親の承認を求めるのは、インナーチャイルドの影響です。

母親は、あなたが我慢して愚痴を聴いていれば、いつかは満足してあなたを認めてくれますか?

認めてくれないからしんどくなっていますよね。

あなたはもう大人です。
大人のあなたが、子どものあなたを認めてあげることができます。
すると、子どものころからの役割から解放されます
母親の愚痴の聞き役をすんなりとおりることができるのです。

〈おすすめ記事〉
インナーチャイルドとは?自分でできる癒し方と人間関係への影響

3. 母親との間に境界線を引く

依存関係にならないために、境界線が必要です。
境界線があいまいだと、他者に振り回されやすくなり、自分の意志を持つことが難しく、自己主張ができず、自分を犠牲にすることが多くなります。

母親の問題を自分の問題としたり、母親の感情を自分の感情として感じると、とてもしんどくなります。
あなたがしっかりと境界線が引けると、母親の愚痴を聴いてもそんなにしんどく感じなくなります
境界線を示すことができると、母親から、過度な連絡が減ります。

〈おすすめ記事〉
境界線とは?人間関係における境界線の意味と重要性

愚痴を聴くことで母親をコントロールしている

あなたは無意識では、母親の愚痴を聴くことで、母親をコントロールしています。
お互いがコントロールし合っているのです。

しんどいなぁと感じながらも、無意識では、母親が思い通りになってホッとしています

無意識は自分では感じられないゾーンなので、すぐに理解し納得することはできないのですが、落ち着いて感じてみると、どこか安心している自分に気づくはずです。

無意識で「愚痴を言う母親」を必要としているとは?

実は、ちょっと考え方を変えるだけでとても簡単に解決してしまうんです。

実はあなたは、無意識で「愚痴を言う母親」を必要としています
だから愚痴を言う母親が現実創造され、あなたの目の前にいるのです。

なぜ、あなたは「愚痴を言う母親」を必要としているのでしょうか?

この答えに気づけると、愚痴を言う母親が消えてしまうのです。
「愚痴を言わせているのは、自分」と気づいたときにあっさり解決します。

母親が愚痴を言ってきているのではなく、あなたが母親に愚痴を言わせているのです。

信じられないかもしれませんが・・あなたが、愚痴を言う母親を必要としてる自分に気づき、愚痴を言う母親がいることで手に入れている宝物に気づくと、母親が愚痴を言わなくなります。

まとめ

母親の愚痴に悩まされる日々、本当に辛いと思います。
でも、心配しないでください。
自分自身を少し変えることで、状況を改善することができるのです。

あなたが愚痴を言う母親を必要としてる自分に気づき、自分を大切にし境界線を設定することで、母親との関係は変わっていきますよ。
希望を持って、自分に優しくしながら、少しずつ前進してみてくださいね。

〈ご感想〉
母から愚痴の電話が一切かかってこなくなりました。父との関係も良くなり、更に、以前より疲れにくくなりました。

母からの電話の回数が減って詮索されなくなりました。母に「No」や「自分はこうしたい!!」ときちんと伝えられるようになりました

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