2024.11.10
劣等感・自信がない 人間関係 職場の人間関係・仕事の悩み 生きづらさ
日常の中で人から否定されることが多いと心が疲れてゆきますね。
こんな疑問をお持ちでないですか。
なぜ、たくさんの人の中で自分が否定されるのか?
なぜ、転職しても、引っ越しても、どこにいても否定されるのか?
なぜ、誰といても自分が否定される側になるのか?
不思議ですよね。納得いかないですよね。
実は、否定ばかりされて疲れる根本原因はあなたの無意識にあるかもしれません。
この記事では、否定ばかりされる現象そのものをなくし、あなたを否定されることから解放する方法がわかります。
モラハラ、パワハラ、いじめや嫌味、なめられたり、バカにされやすい方にもぜひ、読んでくださいね。
無意識レベルでの真の解決策をお伝えします。
まず、否定ばかりする人の心理を理解しましょう。
(否定ばかりするひとの詳しい心理&特徴などは下記の記事をお読みください。)
《関連記事》
⇒否定ばかりする人の心理的要因:脆弱な自己愛フラジャイル・ナルシシズム
否定ばかりする人は、自己肯定感が低く、自分の存在価値を自覚するために他人を否定することがあります。
自分に自信が持てないと、他人が輝いて見えたり、他人の成功や良さが「脅威」に感じられることが多くなります。
そのため、他人を貶めることで自分を優位に立たせ、安心感を得ようとするのです。
他人が成果を出したときに、「運がよかっただけだよ」などと価値を下げる発言をするのも、相手を否定することで自分の不安や劣等感を隠すためです。
人を否定する人は、他人をコントロールしたい、または自分の思い通りに行きたいという欲求が強い場合があります。
他人を否定することで、相手にプレッシャーをかけたり、萎縮させたりして、自分の望むような反応を引き出そうとします。
これにより、相手が自分に従うように誘導しようとしているのです。
「そんなやり方じゃダメだ」「もっとそっちのほうがいい」と頻繁に指摘するのは、自分の価値観や意見に相手を合わせようとするためです。
また、自分が行動したくない時、相手を否定してコントロールすることで、したくないことから逃れています。
否定ばかりする人は、過去に否定された経験や虐待、いじめなどのトラウマがあり、心の中に傷が残っていることが多く、人を否定することで無意識にその傷を隠そうとしてしまいます。。
トラウマがあると、他者を否定することで自分を守ろうとする反応を引き起こします。
「あの人はこうだからダメだ」と断定的に否定するのは、かつての自分がそうされたことの影響かもしれません。
否定ばかりする人は、他人と自分を比較しがちで、競争心や嫉妬心が強い傾向があります。
他人が自分より優れていると感じると、不安や嫉妬が生まれますが、その気持ちを和らげるために相手の欠点を探し出し、否定することで安心しようとします。
その不安を無意識に相手を否定することで安心に変えようとしてしまうのです。
「あの人は仕事ができないから」と他人を評価し下げる発言をすることで、心の中で「自分の方が優れている」と思い込むのです。
否定ばかりする人は、感情の起伏が激しく、イライラしやすいく、他人を否定しがちです。
こうした人は、ストレスが溜まったときや、気分が落ち込んでいるときに他人に対して否定的な態度を取ってしまうことがあります。
イライラが原因で、自分の感情をコントロールできず、他人を攻撃してしまうのです。
「そんなこともできないの?」など、相手をちょっと馬鹿にするような発言をして、ストレスや不満の吐き口にし解消しようとしてしまうのです。
否定ばかりする人は、自己防衛のために他人を否定してまいます。
自分の弱みを見せたくない、傷つきたくないという思いから、周囲に対して否定的に振る舞い、自分を守ろうとするケースです。
他人を否定することで、「自分は大丈夫だ」「自分は正しい」と思い込み、心のバランスを取ろうとしています。
他人の意見に対してすぐに「それは違う」と否定する人は、自分の立場が脅かされることを避けようとしている可能性があります。
否定ばかりする人は、「認められたい」という欲求が強く、他人を否定することで自分に注目を集めようとすることがあります。
特に、会話の中で「否定することで自分の意見を強調しようとする」人は、このタイプかもしれません。
否定的な発言をすることで、「自分が正しい」「自分の考えが優れている」と周囲に認めさせたいのです。
「その考えはおかしい」と否定し、自分の考えを考えるように話すのは、「自分を理解してほしい」「自分の価値を感じてほしい」という気持ちの表れです。
否定ばかりされて疲れた人には、無意識に隠れた原因があります。
その原因を知り、自分と向き合うことができれば、否定ばかりされる現象そのものが起きなくなります。
それでは5つの根本原因と解決策について見ていきましょう。
自己否定感とは、自分を責める思考であり、自分のあり方を否定的に評価する状態です。
あなたはいつも「自分はダメな人間だ」「どうせ自分なんて」「全部自分がわるいんだ」「もっと○○すべきだった」と自己否定、自分責めをしていませんか?
じつは人間関係には法則が何個かあります。
自分の扱い方=人からの扱われ方
あなたが自分をどう扱うかで、相手からどう扱われるかが決まるのです。
あなたがいつも自己否定して自分を責めていたら、相手から否定されて責められるのです。
なので、解決方法は、自己否定、自分責めをやめて、自己受容感、自己肯定感を育てることことです。
自分を大事に扱ってあげると、周りから大事に扱ってもらえる現象に変化します。
〈関連記事〉
⇒自己肯定感を構成する「6つの感」とは?高める方法をわかりやすく説明します
被害者意識とは、実際に被害や悪影響を受けたわけではないのに、被害を受けていると思い込むことです。
心の中に「被害者意識」を持っていると、無意識はいつも被害者の立場を選んでしまいます。
被害者意識でいることで、責任回避できたり、共感、同情されたり、自分が変わらなくていいというなメリットがありますが、「被害者」でいるためには「加害者」が必要になります。
あなたをいつも否定してくる人は、あなたが必要としている「加害者」なのです。
解決方法は、被害者意識をやめること。
被害者意識をやめるには、被害者でいることでのメリットに気づくことがまずはファーストステップです。
被害者にならなくてもそのメリットを手入れることができるようになりましょう!
すると「加害者=あなたを否定してくる人」はいなくなりますよ。
無価値感とは、「自分には愛される価値がない」という感情です。
「自分は生きるに値しない」「自分は何の役にも立たない」「存在価値がない」と感じます。
自分の扱い方=人からの扱われ方
あなたが自分をどう扱うかで、相手からどう扱われるかが決まるのです。
自分を無価値だと扱えば、周りからも「お前は無価値だ」と扱われてしまうのです。
解決方法は、自分は愛される価値がある、と自己価値を取り戻すことですが、親の影響、家庭環境が要因のことが多く、専門家のサポートを必要とするでしょう。
ですが、無価値感とは、実は思いこみなのです。
無価値な人などいませんね。
あなたは自己価値は失ってはおらず、忘れているのです。
あとは思い出すだけなのです。
あなたは怒りをため込むタイプではないですか?
怒りとはよくない感情だ思っていませんか?
いつも人から否定ばかりされて疲れる人は、幼少期から抑圧してため込んできた怒りがマグマのようになっています。
自分の感情を抑え込むやり方は、自分に対して否定していることと同じです。
自分を否定すれば、相手からも否定されます。
マグマのような怒りを持っていると、同じようにマグマのような怒りを持っている人と引き寄せ合ってしまうのです。
解決方法は、怒りを感じる許可をして、ため込んできた怒りをまずは感じ切って手放します。
そして、今後は、怒りを抑圧しない、怒りを感じる自分を受け入れます。
自分を受け入れ自分を大事にすると、周りから受け入れられ、大事にされるようになるのです。
疲れてしまうと、もやもやして、人を責めたり否定したくもなりますよね。
これは一時的なら問題がないのですが、無意識でずっとやってしまうのはよくないです。
家族や職場で、電車の中で、コンビニ、スーパーで、ユーチューブをみながら、「なんでそんなことするの」「バカじゃない」「もっとちゃんとしてよ」「この人嫌いだな・・」などなど。
無意識に、ただなんとなく、だれも傷つけず迷惑かけずに、人を否定していませんか。
無意識にいつも否定のエネルギーを出すことは危険です。
実は、私たちが発振しているエネルギーが、現実・現象に影響を与えています。
必ず、エネルギーが先、現象があとなのです。
そして、相手に発振したエネルギーが、相手から返ってきている。
いつも否定ばかりされる人は、自分が先に否定のエネルギーを発振しているのです。
ですから、いつも否定ばかりされて疲れるときの解決方法は、無意識で人を否定していることに気づいて、それをやめることになります。
気づいたとき、「いま自分は人を否定していたいほど、疲れているんだな。。腹が立っているんだな。。傷ついているんだな。。」と自分に寄り添いましょう。
すると、否定のエネルギーが寄り添いのエネルギーに変わります。
寄り添いは自分を大事にすることです。
自分を大事に扱うと、人からも大事に扱ってもらえるようになりますよ。
否定ばかりされて疲れた人の真の原因は、自分を大事に扱っていないから、でした。
自分を粗末に扱えば、周りから粗末に扱われるのです。
自分の扱い方=人からの扱われ方になっているのですね。
また、エネルギーが先、現象があと。
そして、相手に発振したエネルギーが、相手から自分に返ってきている。
あなたがいつもどんなエネルギーを発振しているのかに気づいていましょう。
なぜ、たくさんの人の中で自分が否定されるのか?
なぜ、転職しても、引っ越しても、どこにいても否定されるのか?
なぜ、誰といても自分が否定される側になるのか?
なぜ?が解消しましたか^^
じつは、人を責めてしまう人も、いつも人から責められる人も、無意識の課題は同じなのですね。
同じ課題をもっていると引き寄せ合ってしまうのです。
否定ばかりされて疲れたとき、否定してくる人への対処方法ではもううまくいかないと限界の時は、無意識にある課題を根本解決するときなのです。
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