
 長年の人間関係の悩み、子育て、
					長年の人間関係の悩み、子育て、2025.9.20
劣等感・自己否定感 人からなめられる 職場の人間関係・仕事の悩み 生きづらさ
なぜ、たくさんの人の中で自分が否定されるのか?
なぜ、転職しても、引っ越しても、どこにいても否定されるのか?
なぜ、誰といても自分が否定される側になるのか?
不思議ですよね。納得いかないですよね。
実は、否定ばかりされて疲れる人の真の根本原因は、自分を大事に扱っていないからなのです。
この記事では、否定ばかりされて疲れてしまう根本原因を心理学的観点から解明し、実際に効果のある解決策をお伝えします。
モラハラ、パワハラ、いじめや嫌味、なめられたり、バカにされやすい方にもぜひ、読んでくださいね。
まず重要なのは、否定ばかりする人の心理メカニズムを理解することです。
実は、否定する側も否定される側も、無意識レベルで同じ課題を抱えていることが心理学研究で明らかになっています。
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⇒否定ばかりする人の心理的要因:脆弱な自己愛フラジャイル・ナルシシズム

否定ばかりする人は、自己肯定感が低く、自分の存在価値を自覚するために他人を否定することがあります。
自分に自信が持てないと、他人が輝いて見えたり、他人の成功や良さが「脅威」に感じられることが多くなります。
そのため、他人を貶めることで自分を優位に立たせ、安心感を得ようとするのです。
他人が成果を出したときに、「運がよかっただけだよ」などと価値を下げる発言をするのも、相手を否定することで自分の不安や劣等感を隠すためです。
「運がよかっただけ」「たまたまでしょ」といった発言は、相手を否定することで自分の不安や劣等感を隠すための心理的な防衛反応なのです。
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⇒つらい劣等感の原因は親の影響?:効果的な解消法と心のケア
否定する人は、周囲を自分の思い通りにコントロールしたいという強い欲求を持っています。
「そんなやり方じゃダメだ」「もっとそっちのほうがいい」と頻繁に指摘するのは、自分の価値観や意見に相手を合わせようとするためです。
他人を否定することで、相手にプレッシャーをかけたり、萎縮させたりして、自分の望むような反応を引き出そうとします。
これにより、相手が自分に従うように誘導しようとしているのです。
また、自分が行動したくない時、相手を否定してコントロールすることで、したくないことから逃れています。
否定ばかりする人の多くは、過去に深い心の傷を負っています。
トラウマがあると、他者を否定することで自分を守ろうとする反応を引き起こします。
「あの人はこうだからダメだ」と断定的に否定するのは、かつての自分がそうされたことの影響かもしれません。
否定ばかりする人は、他人と自分を比較しがちで、競争心や嫉妬心が強い傾向があります。
他人が自分より優れていると感じると、不安や嫉妬が生まれますが、その気持ちを和らげるために相手の欠点を探し出し、否定することで安心しようとします。
その不安を無意識に相手を否定することで安心に変えようとしてしまうのです。
「あの人は仕事ができないから」と他人を評価し下げる発言をすることで、心の中で「自分の方が優れている」と思い込むのです。
ストレスや不満を適切に処理できない人は、他人への否定的な態度として感情を発散します。
否定ばかりする人は、感情の起伏が激しく、イライラしやすいく、他人を否定しがちです。
こうした人は、ストレスが溜まったときや、気分が落ち込んでいるときに他人に対して否定的な態度を取ってしまうことがあります。
イライラが原因で、自分の感情をコントロールできず、他人を攻撃してしまうのです。
「そんなこともできないの?」など、相手をちょっと馬鹿にするような発言をして、ストレスや不満の吐き口にし解消しようとしてしまうのです。
否定ばかりする人は、自己防衛のために他人を否定してまいます。
自分の弱みを見せたくない、傷つきたくないという思いから、周囲に対して否定的に振る舞い、自分を守ろうとするケースです。
他人を否定することで、「自分は大丈夫だ」「自分は正しい」と思い込み、心のバランスを取ろうとしています。
他人の意見に対してすぐに「それは違う」と否定する人は、自分の立場が脅かされることを避けようとしている可能性があります。
否定ばかりする人は、「認められたい」という欲求が強く、他人を否定することで自分に注目を集めようとすることがあります。
特に、会話の中で「否定することで自分の意見を強調しようとする」人は、このタイプかもしれません。
否定的な発言をすることで、「自分が正しい」「自分の考えが優れている」と周囲に認めさせたいのです。
「その考えはおかしい」と否定し、自分の考えを考えるように話すのは、「自分を理解してほしい」「自分の価値を感じてほしい」という気持ちの表れです。
否定され続ける人には、無意識に隠れた原因があります。
ここからが重要なポイントです。
なぜあなたが否定され続けるのか、その無意識レベルでの根本原因を明らかにします。

自己否定感とは、自分を責める思考であり、自分のあり方を否定的に評価する状態です。
あなたはいつも「自分はダメな人間だ」「どうせ自分なんて」「全部自分がわるいんだ」「もっと○○すべきだった」と自己否定、自分責めをしていませんか?
じつは人間関係には法則が何個かあります。
自分の扱い方=人からの扱われ方
あなたが自分をどう扱うかで、相手からどう扱われるかが決まるのです。
あなたがいつも自己否定して自分を責めていたら、相手から否定されて責められるのです。
なので、解決方法は、自己否定、自分責めをやめて、自己受容感、自己肯定感を育てることことです。
自分を大事に扱ってあげると、周りから大事に扱ってもらえる現象に変化します。
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否定されているように感じるのは、自分が自分を否定しているから
被害者意識とは、実際に被害や悪影響を受けたわけではないのに、被害を受けていると思い込むことです。
心の中に「被害者意識」を持っていると、無意識はいつも被害者の立場を選んでしまいます。
被害者意識でいることで、責任回避できたり、共感、同情されたり、自分が変わらなくていいというなメリットがありますが、「被害者」でいるためには「加害者」が必要になります。
あなたをいつも否定してくる人は、あなたが必要としている「加害者」なのです。
解決方法は、被害者意識をやめること。
被害者意識をやめるには、被害者でいることでのメリットに気づくことがまずはファーストステップです。
被害者にならなくてもそのメリットを手入れることができるようになりましょう!
すると「加害者=あなたを否定してくる人」はいなくなりますよ。

無価値感とは、「自分には愛される価値がない」という感情です。
「自分は生きるに値しない」「自分は何の役にも立たない」「存在価値がない」と感じます。
自分の扱い方=人からの扱われ方
あなたが自分をどう扱うかで、相手からどう扱われるかが決まるのです。
自分を無価値だと扱えば、周りからも「お前は無価値だ」と扱われてしまうのです。
解決方法は、自分は愛される価値がある、と自己価値を取り戻すことですが、親の影響、家庭環境が要因のことが多く、専門家のサポートを必要とするでしょう。
ですが、無価値感とは、実は思いこみなのです。
無価値な人などいませんね。
あなたは自己価値は失ってはおらず、忘れているのです。
あとは思い出すだけなのです。

あなたは怒りをため込むタイプではないですか?
怒りとはよくない感情だ思っていませんか?
いつも人から否定ばかりされて疲れる人は、幼少期から抑圧してため込んできた怒りがマグマのようになっています。
自分の感情を抑え込むやり方は、自分に対して否定していることと同じです。
自分を否定すれば、相手からも否定されます。
マグマのような怒りを持っていると、同じようにマグマのような怒りを持っている人と引き寄せ合ってしまうのです。
解決方法は、怒りを感じる許可をして、ため込んできた怒りをまずは感じ切って手放します。
そして、今後は、怒りを抑圧しない、怒りを感じる自分を受け入れます。
自分を受け入れ自分を大事にすると、周りから受け入れられ、大事にされるようになるのです。
疲れてしまうと、もやもやして、人を責めたり否定したくもなりますよね。
これは一時的なら問題がないのですが、無意識でずっとやってしまうのはよくないです。
家族や職場で、電車の中で、コンビニ、スーパーで、ユーチューブをみながら、「なんでそんなことするの」「バカじゃない」「もっとちゃんとしてよ」「この人嫌いだな・・」などなど。
無意識に、ただなんとなく、だれも傷つけず迷惑かけずに、人を否定していませんか。
無意識にいつも否定のエネルギーを出すことは危険です。
実は、私たちが発振しているエネルギーが、現実・現象に影響を与えています。
必ず、エネルギーが先、現象があとなのです。
そして、相手に発振したエネルギーが、相手から返ってきている。
いつも否定ばかりされる人は、自分が先に否定のエネルギーを発振しているのです。
ですから、いつも否定ばかりされて疲れるときの解決方法は、無意識で人を否定していることに気づいて、それをやめることになります。
気づいたとき、「いま自分は人を否定していたいほど、疲れているんだな。。腹が立っているんだな。。傷ついているんだな。。」と自分に寄り添いましょう。
すると、否定のエネルギーが寄り添いのエネルギーに変わります。
寄り添いは自分を大事にすることです。
自分を大事に扱うと、人からも大事に扱ってもらえるようになりますよ。
根本原因が分かったところで、具体的な解決策を実践していきましょう。
ステップ1:自己否定に気づく
・自分を責める思考をキャッチする
・「また自分を責めているな」と客観視する
ステップ2:自分への言葉を変える
・「ダメな自分」→「頑張っている自分」
・「失敗した」→「経験を積んだ」
ステップ3:自分を労る習慣
・小さな成功も認める
・自分への優しい言葉がけを心がける
実践方法
1.被害者でいるメリットを書き出す
2.そのメリットを他の方法で得られないか考える
3.自分の選択と責任に意識を向ける
具体例
「同情されたい」→「正当な評価や支援を求める」 
「責任を避けたい」→「適切な範囲で責任を持つ」
価値発見の質問
今まで誰かに感謝されたことは?
自分が大切にしている価値観は?
困っている人を助けた経験は?
自分らしさを感じる瞬間は?
日々の実践
・毎日3つの「できたこと」を記録
・自分の良いところを1つずつ認める
・感謝の気持ちを言葉にする
怒り解放の安全な方法
・日記に本音を書く
・一人の時に声に出す
・運動で身体的にエネルギーを発散
・信頼できる人に気持ちを話す
感情受容の言葉
「怒ってもいい」「悲しんでもいい」「完璧じゃなくてもいい」
否定から肯定への転換
1.否定的思考に気づいたら一度停止
2.「疲れているんだな」と自分に寄り添う
3.相手への理解や共感に意識を向ける
日常の肯定練習
・人の良いところを見つける習慣
・感謝の気持ちを積極的に表現
・「ありがとう」「素晴らしい」を口癖にする
否定ばかりされて疲れる人の真の根本原因は、自分を大事に扱っていないからでした。
自分を粗末に扱えば、周りから粗末に扱われるのです。
自分の扱い方=人からの扱われ方になっているのですね。
また、エネルギーが先、現象があと。
そして、相手に発振したエネルギーが、相手から自分に返ってきている。
あなたがいつもどんなエネルギーを発振しているのかに気づいていましょう。
なぜ、たくさんの人の中で自分が否定されるのか?
なぜ、転職しても、引っ越しても、どこにいても否定されるのか?
なぜ、誰といても自分が否定される側になるのか?
なぜ?が解消しましたか^^
じつは、人を否定しまう人も、いつも人から否定される人も、無意識の課題は同じなのですね。
同じ課題をもっていると引き寄せ合ってしまうのです。
否定ばかりされて疲れたとき、否定してくる人への対処方法ではもううまくいかないと限界の時は、無意識にある課題を根本解決するときなのです。
無意識にある課題を先に解決すると、あなたをいつも否定してくる人とのご縁が切れます。
結果、あなたはもう誰からも否定されなくなるのです。
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⇒なめられる人の特徴と原因:対処法じゃない心理学的な根本解決法


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