2024.8.5
他人の気持ちを敏感に感じ取るエンパス体質の人は、周りの空気を読みすぎて疲れてしまうことがよくあります。
この記事では、エンパス体質の方がエンパスという才能を使いこなすための改善方法を紹介します。
【参考図書】
著者 ローズ・ローズトゥリー エンパシー 共感スイッチをオン・オフしよう
エンパス(エンパシー)(共感能力者)は、ずば抜けて高い共感力を持つ人のことを指します。
敏感であることと、エンパシー能力(非常に高い共感能力)という二つの才能もっています。
HSP(敏感すぎるひと)のなかでも特殊なグループになりますが、エンパス能力だけ持っているかたもいます。
エンパス(エンパシー)は相手の「感情」「思考」「エネルギー」などを強く感じ取ります。
直感力や共感力が極めて高く、相手の「感情」「思考」「感覚」「身体的な感覚」「エネルギー」をまるで自分のことのように手に取るように理解することができます。
他人の痛みや喜びを自分のことのように感じることがあります。
そのため、共感力に優れていますが、周囲の影響を受けやすく、疲れやすい傾向もあります。
HSP (Highly Sensitive Person)とエンパス (Empath)は、どちらも感受性が高い人々を指しますが、いくつかの違いがあります。
1.深い情報処理
HSPは、情報を深く処理し、細かい点に気づきやすいです。
2.過剰な刺激に対する敏感さ:
大きな音や強い光などの刺激に対して過剰に反応しやすいです。
3.感情的な反応の強さ:
他人の感情に共感しやすく、自分の感情も強く感じることが多いです。
4.微細な環境の変化に気づきやすい
周囲の小さな変化や細かいディテールに敏感です。
1.他人の感情を感じ取る能力
エンパスは、他人の感情やエネルギーを自分のもののように感じ取ることができます。
2.強い共感力
他人の痛みや喜びを自分のことのように感じることが多いです。
3.エネルギーの影響を受けやすい:
周囲のエネルギーや感情に敏感で、ネガティブなエネルギーに影響されやすいです。
HSPは環境や刺激に対して敏感であるのに対し、エンパスは特に他人の感情、思考、感覚、身体的な感覚、エネルギーに対して敏感です。
どちらも感受性が高いという共通点がありますが、その感受性の対象や反応の仕方に違いがあります。
1.身体直感型
人の体に起きていることを外から感じ取る能力
2.身体ワンネス型
人の体に起きたことを自身の体の中で同じように体験する能力
3.感情直感型
誰かに意識を向けると、その人の感情がすぐにわかります
4.感情ワンネス型
相手の感情をまるで自分のもののように感じます
5.知的変容型
人の思考プロセスを、まるで自分のもののように体験する才能
6.スピリチュアルワンネス型
人の内面をそのまま体験できる能力
詳しくは、エンパスの6つのタイプと珍しい7つのエンパスタイプをお読みください。
熟練エンパシー
エンパシースイッチのオンオフをしっかりコントロールできます。
他人のオーラの中へスピリットと旅をすることによって、他者であることの真の体験を得ます。
エネルギーを分かち合い、魂が持つ才能を活性化させ、智恵獲得し、奉仕します。
未熟エンパシー
エンパシースイッチを意識的にオンオフすることが困難です。
無意識にコントロールできずに、あるいは、プロセスを楽しむことなく、エネルギー的に他社の体験に影響されます。
ですが、未熟なエンパシーは熟練エンパシーへと成長することができます。
エンパス体質は生まれ持ったものでもありますが、幼少期の影響もかなりあることが多いです。
親の機嫌が変わるのを察知しないといけなかったり、周りの空気を読まないといけなかったり子どもの頃の環境がとても影響しています。
とあるサイトでは日本人はとても多いと書いてありましたが、だいたいうちのクライエントさまはアダルトチルドレンでHSP、エンパス体質かなと思います。
私は、物心ついたときからもうすでにエンパスでしたが、その後の機能不全家族の中でかなり研ぎ澄まされてきたように思います。
親から暴言暴力があった・・
親が感情的になってキレやすかった・・・
両親が不仲だった・・・
いじめに合ったことがある・・
などなど。
アダルトチルドレンの方は、HSP、エンパスの方が多いのですが、生まれながらなのか、後天的なのか、わからいないと感じることもあります。
生まれながらの場合は熟練エンパシーへと成長します。
後天的な要素が強い方は、セラピーなどを受けてゆくとエンパス体質でなくなります。
エンパス(エンパシー)はもともとっ備わった才能なので、改善とは未熟エンパシーから熟練エンパシーへと成長し、エンパシースイッチをオンオフできるようになる、ということです。
本当のエンパス(エンパシー)とは、真の他者体験です。
自己を超越した認知、自分の境界線を越えて、全く異なる世界や生き方を探求することです。
境界線とは自己と他者との間に線を引くことです。
境界線が引けないと、どこからどこまでが自分なのか、自分のものか他者のものか、わからなくなったままになります。
境界線が引ければ、自分のもと他者の物を分別できて、リリースすることができます。
エンパシースイッチをオンオフできるようになるには、境界線を引けるようになる必要があります。
明確な個人の境界線を持つことは熟練エンパスの必須条件なのです。
エンパス体質だと人といるといろいろ感じて疲れてしんどい思いをしていますが・・その宝物を手にしてあなたはとっても喜んでいるあなたもいるのです。
『エンパス体質になることで手に入れている宝物』に気づくと、Sさまも書いて下さっている《意識変容》が起きて、自然とエンパス体質をコントロールできるようになります。
実は、《宝物》を手にれるために、エンパス体質を上手につかっているのです。
エンパス体質だと人といると相手の感情がわかってしまい、気を使って疲れてしんどくなりますよね・・・
人が多いところにいるとエネルギーがどんどん消耗していったり・・
毎日しんどくて、休みは遊びに行かず寝てしまう・・
一人でいるとラクだけど、そればっかりも、さみしい・・
こんなふうに何十年もエンパスでしんどい思いをしてきたS様が、ナチュラルチェンジセラピーのセッション後、こんなご報告をくださいました。
どのようにエンパス体質を改善されたのかをご紹介します。
《S様からのご報告》
実はあの日以降だと思うんですけど、面白いんです。
意識変容?があった様で以前と違う感覚なのです。
変わった事は
*以前は猛烈に嫌で体が重くなっている話でも重くならない
*一日の疲れ具合が減った
*人の怖さの軽減
*以前よりコミュニケーションとるのが楽しいし楽しめる
*睡眠時間が以前より少なくても体が楽
*午前中に食器洗いが出来るようになった
*朝、昼食を作る気になれる
等です( ´ω` )/
色んな事が変わって気持ちがとても軽く楽です。
とてもお元気になれました~^^
疲れていないってどんだけうれしいことかっっ!!!
エンパス体質を改善するためにしたことは難しいことじゃないんです。
上記の2ステップのみ。
境界線を引けるようになって、宝物に気づいて、エンパススイッチをオン・オフできるようになる。
とってもシンプルなんですよ。
あぁ、もう、エンパス体質でずっとしんどいんだ・・・
体質なら仕方ない・・・と、あきらめるのはそれは、本当にもったいないです。
というのもエンパス(エンパシー)は才能だからです。
エンパス体質は改善できますよ。
コントロールできるようになります。
エンパス(エンパシー)をコントロールして使いこなせるレベルまで改善しましょう。
ローズの言葉で表現するなら、熟練エンパシーになりましょう!
うちのクライエントさまは、ナチュラルチェンジのプログラムをご卒業後は、その才能をいかせるお仕事に就かれる方も多いです。
私も、いま仕事にいかしていますしね^^
今日は、エンパス(エンパシー)についてお伝えしました。
《ご感想》
発達障害、エンパス体質に悩んでいたけど、不要な思考がカットされ、ごちゃごちゃしていた頭の中がすっきり片付いて余裕ができました
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