
長年の人間関係の悩み、子育て、2026.1.29
親の体調を心配して付き添っているはずなのに、しんどくて、疲れて、イライラが止まらない。
そんな自分を「冷たい人間だ」「親不孝だ」と責めてしまうのは、あなたが真面目に頑張りすぎてきた証拠です。
この記事では、病院の付き添いで限界を感じていた50代の女性クライアント様が、心理学的な視点から母親に付き添って病院に行くとどうしてこんなにしんどくて疲れてしまうのか、「本当のイライラの正体」に気づき、「私、めっちゃ優しいじゃん!」と自分を許せるようになるまでのプロセスをご紹介します。
今、罪悪感で押しつぶされそうなあなたの心が、少しでも軽くなるヒントになれば幸いです。

「病院の付き添いで、母にひどく怒鳴ってしまったんです……」
介護中のお母さまの通院に付き添っていた50代の女性から、そんなご相談がありました。
お母さまはまだ自分で歩けるし、会話もできる。
そのため周囲からは「まだそこまで大変じゃないですよね」と言われることも多かったそうです。
けれど実際には、彼女の心は限界を超えていました。
実は、付き添いの負担は目に見えるものだけではありません。
病院への付き添い、何度もかかってくる連絡、細かい説明への対応。
繰り返される母親の愚痴と、これから先への不安。
母親に会う前から胸の奥がぎゅっと重くなり、帰るころにはどっと疲れ切ってしまう。
そんな日々を繰り返す中で、事件は診察の待ち時間に起きました。
その日も診察の待ち時間は長く、お母さまは同じ話を何度も繰り返していました。
気づいたときには、周囲が驚くほど強い口調で母親に怒鳴ってしまっていたそうです。
「自分でも信じられなかった」
彼女はそう言います。
もちろん、怒鳴りたかったわけではありません。
ただ、もう感情が限界を超えてしまったのです。
この出来事をきっかけに、彼女はセラピーを受けに来てくださいました。
セラピーの中で、少しずつ見えてきたことがありました。
実は、怒りの原因は病院の付き添いそのものではなかったのです。
彼女は、幼少期からずっと、心の奥にこんな想いを抱えたまま大人になっていました。
母に否定されてきた感覚
話をちゃんと聴いてもらえなかった寂しさ
妹ばかりが甘やかされ、自分は我慢する役だったつらさ
「もっと甘えたかった」「本当は、寂しかった」。
けれど、そんな気持ちを持つこと自体、どこかで「ダメなこと」だと思ってきたのです。
彼女はこれまで、「介護なんだから」「優しい娘でいなきゃ」「怒っちゃダメ」と、必死に自分を抑えてきました。
でも実はこの状態、《努力逆転の法則》に入っていました。
頑張れば頑張るほど、しんどくなってしまう。
無理に優しくしようとすればするほど、怒りやイライラは内側で膨らんでいきます。
これは意志の弱さではなく、脳と神経の自然な反応です。
頑張り続けた結果、ある日、感情があふれてしまった。
それが、病院で起きた出来事だったのです。
セラピーで大切にしたのは、「もっと優しい娘になること」ではありませんでした。
まずは、以下のことを認めていく作業でした。
怒鳴ってしまった自分を責めないこと
幼少期から抱えてきた不満や怒りを、否定せず受け止めること
そのとき、彼女はこう言って涙を流されました。
「いっぱい傷ついて、我慢してきたんだな……よくここまで生きてきたねって、初めて自分に思えました」
ここが、大きな転換点でした。
心の緊張がほどけていくと、自然と余裕が戻ってきました。
後日、彼女はこんな言葉を話してくれました。
「もう“優しくしよう”と思わなくなりました。私、めっちゃ優しいじゃん!って(笑)そしたら、自分を追い込まなくなりました」
完璧じゃなくていい。
全部背負わなくていい。
距離を取ることも、心を守るための大切な選択です。

もし今、病院の付き添いがしんどくて、疲れてしまって…
イライラして自己嫌悪になっているなら
それは、あなたが冷たいからでも、親不孝だからでもありません。
あなたは、もう十分やっています。
幼い頃から抱えてきた気持ちに、そっと気づいて、受け止めるだけで、関わり方や言葉は自然に変わっていきます。
どうかそのことを、忘れないでいてください。

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活動20年、15,000回以上のセッション実績をもとに、アダルトチルドレンの生きづらさや人間関係の悩みを抱える全国のクライアント様をサポートしています。
心理学・量子力学・深層心理アプローチを融合した、独自の「ナチュラルチェンジセラピー」を確立し、無理に変えようとせず、本来の自分へ自然に戻っていく変化を大切にしています。
私自身、かつてはうつやパニック障害、原因不明の体調不良に悩み、心も体も限界を迎え、人生に絶望していた時期がありました。
あらゆる方法を試しても出口が見えなかった中で、心理セラピーを通して自分を認め、本来の自分とつながったとき、長年の苦しみは霧が晴れるように消えていきました。
暗闇の先には、必ず光が待っています。あなたが自分らしく心から笑える人生を、私と一緒に一歩踏み出しませんか。
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