2024.9.18
大人になっても、親の顔色、機嫌を伺って、言いたいことも言えなかったり・・
親の前でビクビクしたり・・変な緊張をしてしまう・・
その原因は、幼少期の経験や親との関係が強く影響しているためです。
インナーチャイルドや家族内での役割など、さまざまな心理的要素が絡み合っています。
あなたは何のために親の顔色を伺っているのか?
親の何に反応しているのか??
まず、自分自身が「なぜ親の顔色を伺うのか」を理解することが重要です。
更に、あなたの親のタイプをチェックしてみてください。
幼少期を振り返り、親のタイプや原因が理解できたら、どこから解決すればいいのかはっきりしますよ。
ぜひチェックしてみてくださいね。
まず子ども側の心理的要因です。
あなたが親の顔色を伺ってしまう理由がわかります。
すると、あなたは何を解決すればいいかわかりますよ。
チェックしてみてくださいね。
自己評価、自己肯定感の低さは、親の顔色を伺う行動を強化します。
自信がないため、他人の評価に依存しがちで、親の機嫌を気にするようになります。
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他者依存の傾向は、自己決定を難しくします。
他人の意見に過度に依存することで、自分の意志を持つことが困難になります。
承認欲求が強いと、親の顔色を伺うことで安心感を得ようとします。
親の評価を得ることで、自分の価値を確認しようとするのです。
過去に親の顔色を伺うことでトラブルを避けられた経験があると、その行動が習慣化します。
これが長期的な行動パターンとなります。
適応力が高い人は、相手の気持ちに素早く適応しようとします。
これが顔色を伺う行動を促進し、他人の期待に応えようとする傾向を強めます。
親の態度は子供の行動に大きな影響を与えます。
あなたの親のタイプは?
親のタイプがわかれば、あなたの真の解決策がわかります。
チェックしてみてくださいね。
親が不機嫌な時、怒られることを恐れるため、親の顔色を伺い、安心感を得ようとします。
これは、親の機嫌が子供の安全感に直結するためです。
親の期待に応えようとする子供は、親の顔色を伺うことで自分の行動を調整します。
親の期待が過剰になると、子供は自分の意志を抑え、親の望む姿を演じることが多くなります。
親の期待に応えられないことへの不安が、子供を親の顔色に敏感にさせます。
親が子供を支配しようとする場合、子供は親の機嫌を取るために顔色を伺います。
親の支配的な態度は、子供の自立心を阻害します。
自立心を阻害された子どもは、常に親の反応を気にしないと生きていけなくなります。
親がすべてを決めてきた場合も、子どもは親の顔色を伺う癖がつきます。
親の不安を感じ取り、子供は自分の感情を抑えて親の望む行動を取ることが多くなります。
親の不安が子供に伝わると、子供は親を安心させるために顔色を伺います。
親の不安定な感情は子供に影響を与え、子供は親の気持ちを察して行動するようになります。
子どもにとって親の顔色を伺うことは生存本能の一部であり、家庭内の不和や暴力が原因となることがあります。
親の情緒が不安定であると、子供は常に親の機嫌を気にするようになります。
親のコンプレックスが、子どもへの支配や依存を引き起こすことがあります。
親が子どもに依存すると、子供は親を安心させるために顔色を伺います。
親子関係が母子癒着状態にある場合、親と子どもの境界線が曖昧になり、お互いに過度に依存し合うことがあります。
この場合、子どもは親の期待や感情に敏感になりすぎ、自分の意思や感情を抑えて親の顔色、機嫌を気にする傾向が強くなります。
親の感情が自分の感情と混ざり合い、独立した判断が難しくなります。
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厳しい教育や躾は、子供に親の顔色を伺うことを強いることがあります。
親の期待に応えようとするあまり、子供は自分の意志を抑え、親の望む行動を取るようになります。
親の言うことが正しいと思い込むことでも、親の顔色を伺う行動が強化されます。
親とのコミュニケーションが不十分な場合、子供は親の意図を理解するために顔色を伺います。
親の言動が一貫していない場合、子供は混乱し、親の機嫌を読むことに頼るようになります。
親の態度が変わりやすいと、子供はどのように振る舞えばよいか分からなくなります。
専門家のサポートを必要とする2つのケース
1 幼少期に親からの愛情や承認を強く求める環境で育った
2 親が強く支配的だったり、過度に介入するタイプだった
大人になっても親の顔色を伺ってしまう理由は、子どもの頃の体験や親子関係が大きく影響しています。
特に、幼少期に親からの愛情や承認を強く求める環境に育つと、自分の感情や行動が親にどう影響するかを常に気にするようになります。
子どもにとって親の期待に応えることは、愛、安全、安心を得るための手段です。
自分の意見や感情よりも、親の反応や意見を優先するような癖がついてしまうのは理解できますよね。
親が強く支配的だったり、過度に介入するタイプだった場合、子どもは自分の意志よりも親の意志に従うことで、摩擦を避けようとします。
その結果、大人になっても親の意見に左右されやすくなり、親の気持ちを傷つけないように行動することが習慣化します。
このような状態が続くと、親の期待に応えることが自分の幸せや満足感と切り離せなくなり、親との距離感や境界線がうまく築けないまま、自分自身の意思や価値観を見失うこともあります。
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親の期待や評価が、心の中に深く根付いてしまうことは、決して珍しいことではありません。
幼い頃から育んできた親との関係や、親からの愛情や評価を得たいという気持ちは、とても自然なものです。
ですが、大人になった今でも、その影響を強く感じ続けることが苦しいと感じているなら、その心の声に耳を傾けることが大切です。
特に、親の期待に応えようと無理をしてきた人や、親の価値観が自分の中で強く根付いてしまった人は、自分自身の声を見失いがちです。
「自分はどう感じているのか?」「自分は本当はどうしたいのか?」といった自分の思いが聴けるようになりましょう。
子どものころからの家族中での役割から自分自身を解放するのです。
親から精神的な自立を果たすことが解決への一歩になります。
親の顔色を伺ってしてしまうのは、あなたが過去にたくさんの思いやりや責任感を抱えてきた証拠でもあります。
けれど、今苦しんでいるなら、心の重荷を下ろしていいのではないでしょうか。
これからは自分自身の気持ちに正直に、自分らしく生きてゆくときが来ているということなのです。
あなたはもう大人になっています。
あの頃の非力な子どもではないのです。
インナーチャイルドを癒して、自分を好きになって、自分軸で生きてゆきませんか^^
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