2024.12.11
当サロンでも行っている「インナーチャイルドセラピー(簡易版)」をさらにシンプルにしてお伝えします。
「自分でできるインナーチャイルドの癒し方:簡単5ステップ」で、あなたの心の奥にある未解決の感情を完了し、インナーチャイルドを癒してください。
自分自身でインナーチャイルドを癒すには、難しく考えないこと、間違ったやり方をしないこと、そして、素直に実践することがポイントです^^
「自分でできるインナーチャイルドの癒し方簡単5ステップ」はとってもシンプルな5ステップなので、簡単すぎて効果がないのでは?と思われるかもしれませんが、それが良い効果を生むのです。
(必ず、ご注意点もお読みください。)
インナーチャイルドの存在に気づき、その声に耳を傾けることは、心理的な癒しと成長に繋がります。インナーチャイルドが抱える感情を認識し、それを癒すことが重要です。
では、インナーチャイルドとどのように向き合って癒してゆけばいいのでしょうか?
まずは、自分の心の中にインナーチャイルドが存在することを認識し、その声に耳を傾けることが大切です。
インナーチャイルドは、あなたの心の一部であり、その感情や思いを理解することが、癒しの第一歩です。
例えば、過去の出来事を思い出し、その時の自分がどのように感じていたのかを振り返ってみることが有効です。
その感情を否定せず、「あの時の私はこんな風に感じていたんだ」と優しく受け入れてあげることが大切です。
また、インナーチャイルドと向き合う中で、インナーチャイルドにはもちろんですが、自分自身にも優しく接することを忘れないでください。
私たちは大人になると、つい自分に厳しくなりがちですが、インナーチャイルドはまだ未熟な部分を持つ心の子どもです。
その子どもに対して優しく接し、必要な愛情や安心感を与えることが必要です。
当サロンでも行っている「インナーチャイルドセラピー(簡易版)」をよりシンプルにしてお伝えします。
これらは心の奥深くにある子ども時代の自己と向き合い、未完了な感情や思いを完了させ、優しくケアするための実践的な方法です。
自分の感情を認識し、受け入れられるようになることが、インナーチャイルドを癒す第一歩です。
まず、現在、どんなネガティブは感情や思い、思考などがあるのか?
それらを否定せずに感じてみましょう。
感じるのが苦手な方は、しんどいなぁ、イライラするなぁ、不安だなぁ、という漠然とした感覚でもいいのです。
日常生活で感じる感情に注意を払い、その背後にある原因や過去の体験を探ることで、インナーチャイルドが抱えている痛みや不安に気づくことができます。
子ども時代に経験した出来事や感情を振り返ってみましょう。
ネガティブな感情や思い、感覚、思考を感じたら、それらが過去にもあったか?感じてください。
過去にもあったのなら、それは何歳の時っだのか?どんな場面か?どんな体験の時なのか?を思い出しながら感じましょう。
その時の自分に対して優しく接することが大切です。
安全で落ち着いた環境で、過去の記憶を再訪し、心の中のインナーチャイルドに寄り添いましょう。
過去の自分、インナーチャイルドとの対話をします。
例えば、心の中で子ども時代の自分に向かって話しかけたり、対話の形式で手紙を書いたりすることが有効です。
どんな気持ちで生きていたのか?
我慢したことや、つらかったことはどんなことだったのか?
親へ言いたかったこと、言ってほしかった言葉は?
親にしてほしかったこと、親にやめてほしかったことは?
インナーチャイルドが話すことをすべて聴いてあげましょう。
インナーチャイルドの感情や思いを受け入れ、理解することが、心の癒しに繋がります。
そのインナーチャイルドがやりたかったことを、大人のあなたも一緒にやりましょう。
たとえば、お菓子をいっぱい食べたい、とか、家族と旅行に行きたいとか、話してくれるはずです。
大人のあなたがそれを実際に代わりにしてもいいし、心の中でインナーチャイルドと一緒にしてもいいです。
インナーチャイルドが満足するまでやりましょう。
すると、未完了な感情、思いを完了させることができます。
インナーチャイルドが親にしてほしかったことを、あなたが代わりにしてあげてください。
あるいは、インナーチャイルドが、あなたにしてほしいことをしてあげてください。
例えば、抱きしめてほしい、一緒に寝てほしい、ほめてほしい、とか。
インナーチャイルドと対話すると、あなたに「〇〇してほしい」と言うので、それをしてあげてください。
もし、インナーチャイルドから「してほしいことがない。」と言われたら、あなたがインナーチャイルドにしてあげたいことをしてあげてください
インナーチャイルドが満足するまで続けてしてあげてください。
未完了な思いを完了し、次のステップへと進むことができるようになります。
「インナーチャイルドを癒して母親との関係を改善する具体的7ステップ」はこちらをお読みください。
⇒母親に優しくできない:インナーチャイルドの心理と癒し方
癒している最中にしんどくなったら、無理して続けないでください。
一回ですべて解決しようとしないでください。
自分で癒したい方は、根気強く数回行うことが大事です。
自分で行う場合と専門家から受ける場合では効果に大きな差があります。
何回行っても変化がない時は、専門家のサポートが必要なのかもしれません。
インナーチャイルドの癒しには限界があります。
インナーチャイルドと対話すると、インナーチャイルドが抱えている傷、痛みを感じることになります。ですから、多くのひとは、インナーチャイルドの存在に気づいて認めることに、不安や恐怖、抵抗を感じます。。
自分でのケアが難しい場合や、深いトラウマを抱えている場合には、心理カウンセラーやセラピストに相談することをおすすめします。
専門家のサポートを受けることで、安全の中、より深くインナーチャイルドと向き合い、効果的に癒しを進めることができます。
また、抱えている悩みの原因は、インナーチャイルドが原因ではないこともあります。
必ずしも、「インナーチャイルドが癒された=悩みが解決」にはならないのです。
インナーチャイルドが癒されても、悩みが解決しないこともあるし、インナーチャイルドを癒さなくても悩みが解決することもあります。
インナーチャイルドの癒しは万能ではありません。
また、インナーチャイルドセラピーの手法がむいている方とむいていない方もいらっしゃいます。
今すぐ、インナーチャイルドを癒さなくてもいいし、癒してもいい、どちらでも悩みを解決することはできることを忘れないでいてください。
関連記事
⇒インナーチャイルドとは?いないかも?自覚しにくい人の特徴
インナーチャイルドが抱える傷や未解決の感情を癒すことで、自己肯定感が高まり、人間関係が改善され、より健康的な心の状態を築くことができます。
また、過去の経験にとらわれず、今を生きる力を取り戻すことができます。
例えば、過去に親から十分な愛情を受けられなかった場合、その傷がインナーチャイルドとして残っていることがあります。
しかし、その傷を癒すことで、今の自分が必要とする愛情を自分自身で満たすことができるようになります。
これは自己愛や自己受容感、自己肯定感を高めるための重要なステップなのです。
インナーチャイルドが抱える悩みや傷に向き合い、それを癒すことは、自己理解を深め、自分らしく生きるための重要なプロセスです。
インナーチャイルドと向き合い、その声に耳を傾けることで、あなたは長年の悩みや生きづらさから解放され、心の平穏と成長を手に入れることができるようになります。
あなたの心の中にいるインナーチャイルドは、いつでもあなたの愛と癒しを待っています。
その声に耳を傾け、少しずつ心の旅を進めていきましょう。
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