2024.4.22
今日は不登校のお悩みについてです。
不登校を解決する時、お母さんが『しんどいなぁ』と感じること・・
たくさんありますが、中でもしんどいのは
それは、子どもが学校に
行けない状態であることを受け入れる
ということではないでしょうか。
お母さんの目には元気そうで行けそうに見えます。
でも、少しずつ、少しずつ
カウンセリングやセラピーを
受ける中で
子どもの真の姿が
見えるようになってゆきますよね。
今は子どもは心を癒す時期なんだ。
休んで心を癒すことが先決なんだ。
と、心底気づきます。
でも、そう気づいても
多くのお母さんは
こんな風に悩んでいらっしゃいます。
『わかっていても、どうしても、
学校に行ってほしいと思ってしまいます。』
『学校に行かなくていいと
頭では思えるようになりました。
でも、制服を着てる子たちを見ると
うらやましく感じるのです。』
不登校のご相談の中で
お母さんがぶつかる
大きな壁かもしれません。
ですが、私はそれでいいのではないかと思います。
学校に行ってほしいと思っていてもいい。
その壁を越えなくてもいいのではないかと思うのです。
学校に行ってほしいと思うのは
親としてごく自然な思いだと思います。
なぜなら、
学校に行ってほしいと思う心の背景には
子どもへの愛情があるからです。
学校で友達をつくってほしい。
思い出をつくってほしい。
そう思う背景には
子どもに楽しい人生を生きてほしい。
子どもに幸せでいてほしいという思いがあります。
世間体とかも
含まれているかもしれませんが
それも人としてわき上がる感覚のひとつととらえます。
不登校の子は、行きたくないわけではない。
行けないのです。
だから、しっかり休んで
心が回復した子は学校に行きます。
社会に出ていこうとします。
子どもも行きたいと思っているけど
いけない状態でもあるのに
ここで、心の底から
学校に行かなくていいと思えることが
なんの意味があるのでしょうか。
それよりも、
お母さんは
学校に行けなくなった状態を受け入れ
子どもが回復するための必要なサポートをする。
これが大事だと私は思います。
確かに、心の底から
学校に行かなくていいと思えたら
お母さんもらくだし
不登校の子どももらくだとは思います。
心の底からそう思えたら
いい母親のようにも感じるかもしれません。。
でも、それは、簡単なことじゃないですよね。
だから、心の底から
学校に行かなくいていいと思えなくていい。
目の前の子どもは
いまは元気がなくて
学校に行けないんだなぁ
と思えたらいいのではないでしょうか。
子どもは子ども。
お母さんはお母さん。
お互いが同じ気持ちにならないと
問題が解決しないことはないんですよ。
考えや思いは違うけど
相手を理解しようとすることが
大事だと思います。
子どもだって
また学校に行けるようになりたいと
思っていることが多いのです。
お母さん
『学校に行ってほしい』
と思う自分を責めないでください。
その自分を責める気持ちは
子どもに寄り添いたいと
思っているからですよね。
今は、そう思うのですから
それでいいのです。
お母さんの中にある思い
わき上がる感情感覚は
否定しないでください。
自分の思いは
自分の思いとして認める。
そして、子どもの思いも
子どもの思いとして認める。
親と子どもは別々の思いをもっていい。
じつは、これができた時
不登校の問題は解決に向かいます。
不登校の問題は
子どもは親からのコントロールや
学校での枠から自由になり
いい子でいることの生きづらさから
解放されることが目的なのかもしれません。
そして、親は、もう子どもが
自分の思い通りにはならないことを
受け入れることなのかもしれません。
そして、子も親も、
お互い違っていてもいいと
思えるようになること。
お互い違っていても
安心して繋がっていると感じられること
愛し愛されてると
感じられるようになることが
目的なのかもしれません。
そしたら、なんだか
心の中に自由を感じませんか。
あくまで、これは、
これまで心理セラピストとして
不登校のご相談を受けてきた
私の個人的な思いですが。。
自分の思いを大切にできると
子どもの思いも大切にできるようになりますよ^^
子どもに寄り添えるようになるんです。
だから、お母さん、自分を責めないでください。
自分をもっともっと大切にしてくださいね。
子どもから離れて
楽しいことをいっぱいしてください。
そしたら、子どももそうなります^^
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