2024.8.7

親子関係 劣等感・自信がない 人目が気になる・人が怖い 職場の人間関係・仕事の悩み

上司が怖くて報告できない原因と解決策・幼少期の親はどんな親?

職場で上司が怖いと感じることは、多くの人が経験することです。
上司を怖いと感じると、報告できない、相談できない、質問できない・・と、仕事に支障をきたすことも少なくありませんね。

結局、最後は『なぜ早く言わなかったのか』と怒られてしまいます。

実は、この上司を怖いと感じる心の根底には、幼少期の経験が関係していることがあるのです。

今回は、幼少期の親との関係がどのように現在の上司への恐怖心に繋がっているのか、そして根本解決方法をお伝えします。


なぜ上司を怖いと感じるのか?幼少期の親はどんな親?

なぜ、あなたは報告できなくなるまで上司を怖いと感じてしまうのでしょうか。
実は、上司に感じることは、親に感じていることでもあります。

「上司が恐くて報告できない」というこの悩みは、まずは親との関係性からひも解くことが根本解決となります。
幼少期の親はどんな親だったか、振り返ってみましょう。

上司が恐くて報告できない部下

厳しい親・完璧を求める親

あなたの親は、とても躾や勉強など、厳しい親でしたか?

子どものころに厳しい親のもとで育った人は、常に完璧を求められた経験があります。

例えば、宿題を完璧にこなさなければならなかったり、家事をミスなく行うことを期待されたりしましたかもしれません。

テストの点数が90点でも、『どうして、ここ間違えたの?!もったいない。』とがっかりされたり・・・親が完璧主義だと、できたことよりも、できなかったことを注意されていたかもしれません。

厳格な環境では、失敗が許されずミスをすることに対する強い恐怖感が植え付けられます。

職場でも同様の感情が再現されることがあります。

上司が期待する基準に達していないと感じたとき、幼少期に感じた恐怖感が蘇り、上司に対して過度な恐怖を抱くことがあります。

よく怒る親

あなたの親は、よく感情的になって怒る親でしたか?

頻繁に怒る親のもとで育つと、子どもは怒りを回避するために常に神経を尖らせるようになります

親の怒りは予測できないことが多く、子どもは常に緊張状態に置かれます。

親の機嫌で怒られていたあなたは、なぜ親に怒られるのかがわからず、怒りに対する敏感さが強くなり親の機嫌や感情を過度に気にするようになったのかもしれません。

職場で上司が怒っていると感じたとき、上司の怒りが自分に向けられているかどうかに関わらず、幼少期の記憶がフラッシュバックし、強い不安や恐怖を感じることがあります。

失敗を許さない親

あなたはの親は、失敗することにネガティブな反応でしたか?

子どものころに失敗を許されず、常に完璧を求められた経験があると、失敗することへの恐怖感が強くなります。

失敗したときに怒られたことはもちろんですが、怒られなくても、親にがっかりされたり、親が落ち込んだりしても、失敗することへの恐怖感は強くなります。

親からの叱責や罰を受けた経験がトラウマとなり、大人になっても失敗することが極端に怖くなります。

この恐怖感は、職場での失敗に対する不安として現れます。

上司に報告する時は、上司に対して「失敗を怒られるのではないか」「評価が下がるのではないか」と過剰に心配することになります。

このため、上司に対して過度に緊張し、恐怖を感じるのです。

親といると緊張する原因と解決策

上司が恐くて報告するのが怖い部下の女性

「上司が恐くて報告できない」を解決する方法

インナーチャイルドを癒す

幼少期の親への未完了な思い、いわゆるインナーチャイルドに気づくことは非常に重要です。

もし、冷静になって考えたときに、報告ができない程、上司が怖いと感じるのはなんかおかしいな・・・と思うなら、あなたが本当に恐れているのは、上司ではなくて《親》なのです。

セラピーを受けることで、親との関係性を見直し、過去の経験と向き合うことで、恐怖心を解消することができます。

自分でできるインナーチャイルドの癒し方5ステップと注意点

自己受容感を育てる

自己受容感とは、ありのままの自分を認める感覚。
自分の良い部分も、そうでない部分も、全てを認識し、そのままの自分を受け入れる感覚を指します。

失敗する自分、完璧じゃない自分、上司に怒られる自分も受け入れます。
上司が恐くて報告できない自分も自分、となった時に失敗の恐怖心が消えるのです。

自己受容感が育つと、他人の評価に対する不安が減り、上司に対する恐怖感も軽減されます。

親とのつながりを感じる

心の深いところでは、親が嫌いですか?
親を拒否していませんか?

親とのつながり感を感じられるようになると、上司ともつながりを感じられるようになります。

人はつながりを感じられる相手といるとき、安心感、居場所を感じることができます。

上司とのつながりを感じられるということは、上司の前でも安心していられるということなのです。

まとめ

幼少期の経験は、大人になってからの行動や感情に大きな影響を与えます。

厳しい親、頻繁に怒る親、失敗を許さない親のもとで育った経験が、職場での上司への恐怖感に繋がっていることがあります。

しかし、セラピーを通じて過去の未完了な思いに気づき、それを完了させることができます。

また、自己受容感を育てることで失敗恐れることが減り、人の評価を気にせずに、チャレンジできるようになります。

人とのつながり感を感じられるようになることで、安心して会話もできるになります。

きっと、なぜ、報告するのがあんなに恐かったんだろう?!と思うはずですよ^^

上司への恐怖感を手放すことができます。

ストレスの少ない職場生活を、優しい上司を自分で現実創造ことも可能なのです。

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